この本は、何ヶ月も前から読みたいと思い続けていました。
なぜなら、常識がひっくり返るようなことが、わくわくするほど好きだからです。
まず、オオカミ少女の話はねつ造だと、記録を示しながら説きます。
これだけで十分面白い。
オオカミ少女の話というのは、昔インドでオオカミに育てられたという2人の少女が見つかったという話しです。
教科書にも載っていた話なのです。
その他にも7つの話、合わせて8つの話について論じています。
いずれも世間で、今も信じられているか、一旦は信じられた話で、
それらの嘘、ねつ造、疑問点、不思議を指摘しています。
列挙すると、
・サブリミナル効果の実験
・色の名前の多さは色の見え方に影響する
・双子は違う家庭で育てられても知能テストは似た点数
・なぜ母親は赤ちゃんを左胸で抱くか
・賢い馬ハンスのトリック
・プラナリアに記憶能力はあるか
・アルバート坊やの恐怖実験
この中で、サブリミナル効果の実験について少しご紹介しましょう。
これは、映画館での実験です。
映画の途中に「ポップコーンを食べろ」という文字を、瞬間的な見えない短さのものを何度も映します。
するとそれを見た観客のポップコーンの売上が増えたというのです。
つまり、文字の映像は短すぎて観客にはそれを見た認識も記憶もありません。
本人達には全く知られずに観客の行動をある程度操作できたってことになります。
しかし、この本の著者は、そのポップコーンのサブリミナル実験はあり得ないと説明します。



